ファイアーエムブレム風花雪月 黒鷲の学級 プレイの感想①

3周目は黒鷲の学級。

金鹿、青獅子では敵だったエーデルガルトの苦悩を知ることができるルート。

学級の選択場面では、彼女の学級にカーソルが最初に合わせられていました。

攻略順は自由としながらも、もしかしたら開発側は最初にこのルートをやって欲しかったのかもしれません。

理由として、

・中盤の選択肢によって戦力がダウンしてしまう。そのため、他クラス等からのスカウトの重要性が理解できる。

・従来のファイアーエムブレムにおける「敵」側の視点に立ったシナリオであるため、

絶対的な「正義」「悪」というものがないことを理解できる。

と思ったからです。

1週目に選ぶか2周目以降かによって、大きく印象が変わる学級(特にエーデルガルトとヒューベルト)ではないでしょうか。

 

 

エーデルガルト=フォン=フレスベルグ

育成:戦士→アーマーナイト→フォートレス→(アーマーロード)→カイゼリン

力と守備を中心に成長し、壁役として活躍できる。

黒鷲の学級では打たれ弱いキャラが多いため、敗北条件といえど彼女を前衛にださざるを得ない。

特に中盤では、1ターン目から敵の猛攻を耐えなければいけない場面があるため、フォートレスにした彼女が頼りになる。

他の育成としては、ドラゴンナイト→ドラゴンマスターもおすすめ。

 

キャラ:冷静沈着な委員長タイプ。

次期皇帝として、日々の自己鍛錬に余念がない努力家。

最初はツンツンしているが、支援会話を進めていくと主人公にデレデレという、典型的なツンデレ

しかし自身の直属軍のネーミングを見ると、実はこの子、厨二なのかもしれない。

敵の場合はザ・悪役として出てくるだけに、評価が別れるキャラなのかもしれない。

 

ヒューベルト=フォン=ベストラ

育成:修道士→メイジ→ウォーロックダークナイト

リシテア同様に闇魔法を覚え、かつ本人の魔力も高いため、高火力のダメージを与えられる。

男性のためグレモリィになれないのが惜しい。

槍や騎馬も得意なためダークナイトを目指すといい。

しかし終盤では騎馬に不利が地形が多いため、騎馬を降りるなど場面に応じた運用が必要。

または、ダークメイジ→ダークビッショップなどを目指すと良いかも。

 

キャラ:冷静かつ非情な合理主義者

見た目と発言からいかにも悪人のようなキャラ。

主君エーデルガルトの障害となるものは一切排除しようとする。

しかしそれはエーデルガルトへの忠誠心の高さゆえの行動。

主君の覇道達成ため、徹底的に汚れ役に徹するその姿は、好感すら覚えてしまう。

 

ドロテア=アールノルト

育成:修道士→メイジ→ウォーロック→グレモリィ

魔力、技、魔防、魅力がバランスよく上がる魔法ユニット。

トロン(3マス先攻撃)、メティオ(長距離攻撃)、リブロー(長距離回復)等、覚える魔法が優秀なため、魔法職であればどのような役割もこなすマルチタレント。

便利すぎるゆえ、他の学級からスカウトする場合は、個人的に彼女がおすすめだと思うほど。

見た目から踊り子にした人もいるかもしれない。

 

キャラ:婚活女子と思いきや。

歌劇団の歌姫だった経歴をもち、黒鷲の学級では唯一の平民。

玉の輿を狙って貴族の男性を次々にデートに誘うが、歌劇団にいた経験からか人柄をよく見ている。

男性だけでなく女性にも声をかけるところを見ると…。

後半になると、様々な辛い経験を経てきたためかヤンデレ発言が増え、見ていて危なっかしい。

 

フェルディナント=フォン=エーギル

育成:剣士→傭兵→踊り子→ソードマスター

力、技、早さがバランスよく伸びる騎馬系ユニット。

特定のパラメータに特化しているわけではないため、伸び悩む時があるので注意。

個人的には騎馬系で育成するよりも、踊り子経由のソードマスターがおすすめ。

個人スキルと踊り子のスキル、さらに騎士団の早さ補正等を組み合わせることで、驚異的な回避率になる。

敵の攻撃の命中率がほぼ0%になるため、強力な壁役として活躍できる。

 

キャラ:意識高い自信家

操作するたびにフルネームを叫ぶため、自然と彼の本名を覚えてしまった。

貴族であることを誇りに思い、その責務を果たすべく日々努力を怠らない熱血漢。

その熱血ぶりは、エーデルガルトにすら対抗意識を燃やすほど。

ただし、ただの意識高い系ではなく、支援会話を進めていくと開明的な考えも持ち合わせている事がわかる。

彼とヒューベルトを見ていると銀河英雄伝説を思い出すのは自分だけか。